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男性型脱毛症と低身長に遺伝的な関連

男性型脱毛症は低身長と遺伝子的に関連していることが、ボン大学(ドイツ)のStefanie Heilmann-Heimbach氏らの研究で示唆された。

同氏らは、若年性脱毛症のある男性約1万1,000人と脱毛のない男性1万2,000人の遺伝子を分析した。その結果、若年性脱毛症のリスクを上昇させるヒトゲノムの変異63個が特定され、その変異の一部は、身長などの他の身体的特徴や疾患とも関連することがわかったという。

以前の研究で、若年性脱毛症は前立腺がんリスク上昇と関連するとされていたが、このことも今回の研究で裏づけられた。ただし、朗報もある。これまでの理論では、若年性脱毛症の男性は心疾患リスクが高いとされていたが、この知見は支持されなかった。一方、思春期の早さ、肌の色の白さ、骨密度の高さが脱毛症と関連することが判明した。

研究共著者の同大学のMarkus Nothen氏は、「日光を浴びると骨を増やす栄養素であるビタミンDがつくられることから、肌の色の白さや骨密度の高さとの関連には、ビタミンDが関与している可能性がある。脱毛症の男性のほうが、日光をより上手に利用し、ビタミンDを合成できるのかもしれない。この知見は、白人男性で脱毛が特に早い理由の説明に役立つ可能性もある」と話している。

研究は、「Nature Communications」オンライン版に3月8日掲載された。(HealthDay News 2017年3月10日)

https://consumer.healthday.com/men-s-health-information-24/hair-loss-news-342/short-bald-men-may-have-their-genes-to-blame-720554.html

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