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large HDLと2型糖尿病の発症率に負の相関 ――ながはまコホート研究から

HDL-コレステロールはsmall HDL(HDL3)よりもlarge HDL(HDL2)のほうがインスリン抵抗性の増大や2型糖尿病の発症リスクの予測能に優れることが、京都大学大学院附属ゲノム医学センターの田原康玄氏らの研究グループの検討でわかった。詳細は「Diabetes Research and Clinical Practice」オンライン版に3月21日掲載された。

研究グループは今回、HDL-Cによるインスリン抵抗性の増大や2型糖尿病の予防効果がサブクラス(小型のHDL3と大型のHDL2)で差がみられるのかどうかを調べる観察研究を行った。

対象は、ながはまコホート研究のうち脂質異常症治療薬を服用していない滋賀県長浜市の住民8,365人(平均年齢52歳)。ベースライン時にHDL-CおよびLDL-Cのサブクラスを分析し、インスリン抵抗性(HOMA-IR)を評価した後、平均5年間の追跡調査を行った。

その結果、交絡因子を補正した横断解析により、HDL2-C値とHOMA-IR値(インスリン抵抗性の増大)は負の相関を示したが、HDL3-C値はHOMA-IR値と正相関することがわかった。2型糖尿病患者に限定した解析でも同様の結果が得られた。また、5年間の追跡による縦断解析においてもHDL2-C値とHOMA-IR値は負の相関を示し、HDL3-C値はHOMA-IR値と正相関した。

さらに、追跡期間中に205人が新たに2型糖尿病と診断され、HDL2-C値が高値なほど2型糖尿病の発症リスクは低下していることがわかった(オッズ比0.98、P=0.006)。(HealthDay News 2017年4月3日)

Abstract
http://www.diabetesresearchclinicalpractice.com/article/S0168-8227(16)31687-4/abstract

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