2HDN糖尿病ニュース6月8日配信1
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特定の術式による減量手術後に腸内細菌叢が変化

減量手術の術式の1つである腹腔鏡下ルーワイ胃バイパス術(RYGB)が、腸内細菌叢に大きな変化をもたらすことを示した研究結果が明らかになった。RYGBを受けた患者では、腸内細菌叢の多様性が増すことが分かったという。

米アリゾナ州立大学のRosa Krajmalnik-Brown氏らが減量手術を受ける前の肥満患者、適正体重者、RYGBまたは腹腔鏡下調節性胃バンディング術(LAGB)を受けた肥満患者の便サンプルを用いて腸内細菌叢を調べた結果、RYGBを受けた患者では細菌叢が適正体重者やLAGBを受けた患者とは異なることが分かった。また、RYGBを受けた患者の細菌叢は、LAGBを受けた患者と比べてより高い多様性を示していた。

Krajmalnik-Brown氏は「腸内細菌叢が多様であることは好ましい状態にあると言える。今回の知見は、肥満について理解を深め、適切に管理する一助となるのではないか」との期待を示している。

また、共同研究者の米メイヨー・クリニック(アリゾナ州)で消化器を専門とするJohn DiBaise氏は「腸内細菌叢の組成や機能に関する今回の新しいデータを受けて、減量手術後の減量と腸内細菌叢との関連について一気に理解を深めることができた」とコメントしている。

この研究結果は「ISME(International Society for Microbial Ecology)Journal」5月26日オンライン版に掲載された。(HealthDay News 2017年5月26日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/microbiome-probiotics-986/gut-bacteria-changes-after-some-weight-loss-surgeries-723082.html

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