2HDN糖尿病ニュース6月29日配信2
image_print
疾患・分野別ニュース/糖尿病/

血糖測定用試験紙のリサイクルに注意喚起 -米FDA

米国では数百万人の糖尿病患者が簡易型の血糖測定器を携帯し、血糖値を自己測定している。しかし、血糖測定用の試験紙などの消耗品にかかるコストがかさむため、節約のために中古の試験紙を買い求める患者も多い。未使用の試験紙のリサイクルは合法ではあるが、米国食品医薬品局(FDA)はリサイクルされた試験紙では測定値の正確さに欠けるほか、安全性にも問題が生じる可能性があるとして試験紙の売買はすべきではないとの見解を示している。

FDAは、正確な測定値を得るには試験紙を正しく保管する必要があることを強調しており、「リサイクルされた試験紙が正しく保管されていたかどうかを知ることは難しい。保管法が間違っていたり、有効期限が切れた試験紙を用いると血糖の測定値には誤りが生じ、結果的に深刻な合併症につながる可能性が高まる」と警告している。

リサイクルされた試験紙の安全性については、容器が既に開封されている場合には少量の血液が混入している可能性があり、感染症のリスクになること、また、有効期限が改ざん、加工されている可能性があるという。さらに、通常、血糖測定器や検査紙などの医療デバイスはFDAの承認を得る必要があるが、リサイクルされた試験紙はFDAの審査を通っていない製品も混ざっている可能性がある。特に、パッケージや説明書が英語表記でないものや同じブランドの製品でも形状が異なるものには注意を要するとしている。

これらの危険性を踏まえてFDAは、試験紙を購入する際には、容器が開封されていない新品で、利用している血糖測定器専用のものを使用するよう推奨している。また、購入場所が分からない時や購入を勧められた試験紙の価格が高すぎる場合には、医師や看護師に相談するようにと助言している。

さらに、FDAは、各血糖測定器に専用のコントロール液を用いて、正しく測定されているか精度を確かめること、医師や看護師などの医療スタッフに正しい使い方を教わること、測定器がきちんと洗浄・除菌されているかを確認することが重要だと付け加えている。(HealthDay News 2017年6月20日)

https://consumer.healthday.com/diabetes-information-10/blood-glucose-monitor-news-69/fda-warns-diabetics-against-use-of-secondhand-test-strips-722864.html

Copyright © 2017 HealthDay. All rights reserved.

No Tags

RELATED ARTICLES