2HDN糖尿病ニュース7月13日配信2
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糖尿病患者が安全に運動するコツ

糖尿病を管理するには食事療法とともに「運動療法」が不可欠とされる。糖尿病患者が安全に運動を行うのはしばしば困難を伴うが、努力すればそれに見合った効果が得られるものと考えられている。

運動(特に有酸素運動)を行うと、筋肉のエネルギー源とするために血液中の糖が消費されるため、定期的な運動は血糖値を下げるのに効果的な手段となる。また、米国糖尿病協会(ADA)によると、運動をすると血糖値を下げるインスリンの効きも改善するという。

糖尿病患者が安全に運動を行うには、以下の点について事前に医師に相談する必要がある。そのポイントは、(1)自分にとってどの運動が安全なのか、(2)運動を行う前の血糖値の基準値はどの程度か、(3)運動中や運動後の血糖測定で何に気をつけるべきか-を知ることが挙げられる。

運動を行う前には血糖値を測定するように医師から指示されることが多い。もし血糖値が高過ぎる場合には、基準値以下になるまで待つ必要がある。また、血糖値が低過ぎる場合には、低血糖予防のスナックなどを摂取することが、米疾病対策センター(CDC)などにより推奨されている。

さらに、運動中でも血糖値を測定できるように準備をしておく必要がある。特に、発汗や手足のふるえ、意識障害、疲労感といった低血糖様の症状を自覚したときには、即座に血糖値を測定する。低血糖に備えて、ブドウ糖や砂糖を含む飴やグルコース錠(レーズンなども良い)を携帯する。特にインスリンを使用している患者はこうした準備を怠らないことが重要となる。

もし、こうした低血糖対策が必要な状態にあると感じたら、運動はいったん中止して低血糖予防のスナックを摂取する。15~20分が経過して運動を再開する際には、再度、血糖値を測定する。また、脱水症状は血糖値に悪影響を及ぼすため、運動中は水を飲むのを忘れないようにする。

そして、運動後にも血糖値を測定すること。そうすることで、運動が自分の血糖値にどう影響したのか、そのパターンを知ることができる。そうした点を意識することは、血糖値の急上昇や急降下を予防するのに肝要である。(HealthDay News 2017年7月7日)

https://consumer.healthday.com/fitness-information-14/misc-health-news-265/exercising-safely-with-diabetes-723298.html

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