尿蛋白正常の慢性腎臓病は腎障害が進行しにくい可能性――東京医歯大

尿試験紙検査で尿蛋白が正常の慢性腎臓病(CKD)患者は腎障害が進行しにくい可能性があると、東京医科歯科大学腎臓内科の飯盛聡一郎氏らの研究グループが「PLOS ONE」1月17日オンライン版に発表した。尿蛋白正常のCKD患者は、CKD病期が進行しても腎機能の低下速度は速まらず、心血管イベントの発生リスクや全死亡率にも病期間で有意な差は認められなかった。

研究グループはCKD-ROUTE研究に参加し、2010年10月~2011年12月に腎臓内科専門医の外来を初めて受診した病期G2~G5のCKD患者1,138人(eGFR 60mL/分/1.73m2未満で尿蛋白正常の患者は32.5%)のうち、6カ月間を超えて追跡し得た患者927人を解析した。(HealthDay News 2018年2月5日)

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