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血糖値や脂質値の変動に腸内細菌が強く関与――熊本大

腸内細菌の働きで産生される代謝産物の「二次胆汁酸」が糖代謝や脂質代謝に関与するメカニズムを解明したと、熊本大学大学院微生物薬学分野教授の大槻純男氏らの研究グループが「Scientific Reports」1月19日オンライン版に発表した。

抗生物質の服用で腸内細菌叢のバランスが崩れると二次胆汁酸を産生する腸内細菌と二次胆汁酸が大きく減少し、血糖と中性脂肪の値が低下することがマウスを用いた実験で分かった。抗生物質と同時に二次胆汁酸を補充するとこれらの値は回復した。二次胆汁酸を産生する腸内細菌を標的とした糖尿病や脂質異常症の新しい治療の開発につながる可能性があるという。(HealthDay News 2018年2月19日)

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