低用量アスピリンにがん予防効果みられず――日本人2型糖尿病患者で検討

日本人の2型糖尿病患者は低用量のアスピリンを長期にわたり服用しても、服用しなかった場合とがんの罹患率には差がみられない可能性があることが、奈良県立医科大学循環器内科学教授の斎藤能彦氏らによるJPAD研究グループの検討で分かった。ただし、65歳未満の糖尿病患者に限ると低用量アスピリンによるがん予防効果が示唆されたという。詳細は「Diabetes Care」6月16日オンライン版に掲載された。

研究グループは、2型糖尿病患者2,536人を対象に、低用量アスピリンによる動脈硬化性疾患の一次予防効果を検証したJPAD研究の登録患者を、2008年の試験終了時からさらに2015年まで追跡するJPAD2研究を実施。同時に追跡したがん発症に関するデータを解析した。(HealthDay News 2018年7月2日)

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