高齢者では低強度運動がインスリン抵抗性と関連か――名古屋大

糖尿病のない日本人の高齢者では、低強度の身体活動と1日の歩数はインスリン抵抗性をはじめとする心血管代謝リスク因子と関連する可能性があることが、名古屋大学大学院地域在宅医療学老年科学准教授の梅垣宏行氏らの研究グループの検討で分かった。詳細は「Diabetes Research and Clinical Practice」7月26日オンライン版に掲載された。

研究グループは、運動が認知機能に及ぼす影響を検討したランダム化比較試験に参加した65~85歳の高齢者388人(平均年齢72.5歳)を対象に、研究開始時に加速度計を用いて評価した低強度または中高強度の身体活動や1日の歩数とインスリン抵抗性指数(HOMA-IR)や血圧、脂質、炎症マーカーなどの心血管代謝リスク因子との関連を調べた。(HealthDay News 2018年10月9日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




第5回糖尿病レシピコンテスト、東北地区の受賞者決まる――最優秀賞は東京医療保健大学チームに

日本糖尿病協会が主催する「第5回チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト」東北地区の最終選考が9月23日、宮城県内で行われ、東京医療保健大学(東京都)チームのレシピ「いただきま寿司!体も心も大満足 和食膳!」が最優秀賞に輝いた。

東北地区の最終選考には、47校241件の応募から4校4チームが進出。レシピを再現調理し、試食審査を経て受賞者が決定された。優秀賞には盛岡大学(岩手県)、審査員特別賞には山形県立米沢栄養大学(山形県)、審査員奨励賞には十文字学園女子大学(埼玉県)がそれぞれ選ばれた。(HealthDay News 2018年10月4日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




糖尿病予備軍でも肥満だと腎症リスク増――大阪市立大

血糖値が正常よりわずかに高い糖尿病予備軍でも、肥満があると糖尿病腎症を発症するリスクが高まる可能性があることが、大阪市立大学大学院代謝内分泌病態内科学講師の津田昌宏氏と同大学腎臓病態内科学特任教授の石村栄治氏らの研究グループの検討で分かった。詳細は「Diabetes Care」9月13日オンライン版に掲載された。

津田氏らは、糖尿病と診断されておらず、正常アルブミン尿で内服歴や喫煙歴がない腎移植ドナー候補の男女54人を対象に、肥満と糖代謝異常の有無で4つの群に分けて糸球体内圧と尿中アルブミン排泄量などの検査データを比較検討し、インスリン抵抗性指数との関連性を検討した。(HealthDay News 2018年10月1日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




血中ALT値とGGT値の同時上昇で2型糖尿病リスク増――愛知職域コホート研究

中年期の日本人男性では、肝臓の血液検査の指標であるALTとGGTの値が同時に上昇すると2型糖尿病の発症リスクが高まる可能性があることが、名古屋大学国際保健医療学・公衆衛生学教授の青山温子氏と金子佳世氏、藤田保健衛生大学公衆衛生学教授の八谷寛氏らの研究グループの検討で分かった。詳細は「Journal of Diabetes Investigation」9月11日オンライン版に掲載された。

研究グループは、愛知職域コホート研究に参加し、研究開始時に2型糖尿病の既往がなかった男性労働者2,775人(平均年齢48.1歳)を前向きに12年間追跡し、ALT値およびGGT値と2型糖尿病の発症リスクとの関連を調べた。(HealthDay News 2018年9月25日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




骨粗鬆症や椎体骨折は2型糖尿病患者のADLやQOL低下と関連――島根大

日本人の2型糖尿病患者を対象とした研究から、骨粗鬆症や骨粗鬆症性の椎体骨折は、その他の糖尿病合併症の影響とは関係なく患者の日常生活動作(ADL)と生活の質(QOL)の低下をもたらす可能性のあることが、島根大学内科学第一の金沢一平氏らの研究グループの検討で分かった。詳細は「Journal of Bone and Mineral Metabolism」9月6日オンライン版に掲載された。

研究グループは、同大学病院などを受診した2型糖尿病患者309人(男性196人、閉経後女性113人、平均年齢65.3歳)を対象に、骨粗鬆症や椎体骨折の有病率を調べ、バーセルインデックス(BI)およびSF-36を用いて評価したADL、QOLとの関連を調べた。(HealthDay News 2018年9月25日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男女とも横ばいで推移――国民健康・栄養調査

厚生労働省は9月11日、2017年の「国民健康・栄養調査」の結果を発表した。「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性が18.1%、女性が10.5%であり、この10年間で男女とも有意な増減はみられず、その割合は加齢に伴い上昇することが分かった。また、血圧に関しては、男女ともこの10年間で平均血圧値は有意に低下していた。さらに、今回の調査では、高齢者の栄養状態は食事や身体活動、外出状況と関連することや、女性は20~50歳代で痩せている人(BMI 18.5未満)の割合が高いことなども明らかになった。なお、調査は2017年11月に全国から抽出した5,149世帯を対象に実施された。(HealthDay News 2018年9月13日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




血糖変動は重症糖尿病のないACS患者の予後予測に有用な可能性――横浜市立大

持続血糖モニタリング(CGM)で測定した血糖変動は、重症の糖尿病を合併しない急性冠症候群(ACS)患者の予後予測に有用な可能性のあることが、横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管センター講師の岩橋徳明氏らの研究グループの検討で分かった。詳細は「Cardiovascular Diabetology」8月18日オンライン版に掲載された。

研究グループは、2012~2016年に経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を施行したACS患者417人を対象に、入院中に測定したCGMデータから平均血糖変動幅(MAGE)などの血糖変動指標を算出。対象患者をMAGEの第2三分位の値(50mg/dL)以上を高値群(149人)、50mg/dL未満を低値群(268人)に分けて中央値で39カ月間追跡した。(HealthDay News 2018年9月10日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




高齢糖尿病患者のサルコペニア、「低BMI」「高体脂肪率」でリスク増――秋田大

日本人の高齢糖尿病患者は、肥満度(BMI)が低過ぎたり、体脂肪率が高過ぎたりするとサルコペニアになりやすい可能性のあることが、秋田大学大学院内分泌・代謝・老年内科学の福岡勇樹氏らの研究グループの検討で分かった。詳細は「Journal of Diabetes Investigation」8月11日オンライン版に掲載された。

研究グループは、2015年2月~7月に同大学病院の糖尿病・内分泌内科/老年内科を外来受診した65歳を超える糖尿病患者267人を対象に、アジアのワーキンググループ(AWGS)の診断基準で評価したサルコペニアの有病率と関連する因子やサルコペニアの指標となりうる身体評価項目を検討した。(HealthDay News 2018年9月3日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




第5回「糖尿病レシピコンテスト」、最終選考進出校を発表――日糖協

日本糖尿病協会が主催する「第5回チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト」の最終選考に参加するチームが発表された。

書類審査を通過し、実技審査に進むのは、盛岡大学(岩手県)や川崎医療福祉大学(岡山県)、滋賀県立大学(滋賀県)など12校14チーム。最終選考は9月23日の東北会場を皮切りに全国3地区で行われ、最優秀賞などを決定する。コンテストは「おいしい、バランスの良い手作りごはんで、健康&幸せ家族を目指そう!」をテーマに、糖尿病の予備群や患者向けの朝食・昼食・夕食用レシピを募集した。栄養士や管理栄養士を目指す学生から241件(学校数で47校)の応募があった。今回から最終選考を東北と九州、関西の3地区の会場で実施し、地区ごとに優秀賞を決定する。(HealthDay News 2018年8月31日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.




甘いものの摂取を日中に限るとメタボ予防に有効か――名古屋大

甘いものを食べるのを日中の時間帯に限ると、メタボリック症候群の予防につながる可能性のあることを、名古屋大学大学院生命農学研究科准教授の小田裕昭氏らの研究グループがラットを用いた実験で突き止めた。時間帯に関係なく砂糖(ショ糖)を摂取するのに比べて、日中の時間帯に限ると脂肪肝や脂質異常症になりにくいことが分かった。詳細は「PLOS ONE」8月15日オンライン版に掲載された。

研究グループは今回、与えられた餌の約80%を活動期に食べる夜行性ラットを用いて、でんぷんまたは砂糖の餌をそれぞれ自由な時間帯に食べられるグループと活動時間帯に限って食べられるグループに分け、摂取開始から4週間後の肝臓内や血中に蓄積した脂肪量を調べた。(HealthDay News 2018年8月27日)

Copyright (c) 2018 HealthDay. All rights reserved.