第4回糖尿病レシピコンテスト、受賞者決まる ――最優秀賞は滋賀県立大学チームに

日本糖尿病協会が主催する「第4回チャレンジ!糖尿病いきいきレシピコンテスト」の最終選考が10月8日、東京都内で行われ、滋賀県立大学チームのレシピ「夏のさっぱり和風フレンチ(夕食部門)」が最優秀賞に輝いた。

最終選考には、前年を大幅に上回る387件の応募から書類審査を通過した11校、12チームが進出。レシピを再現調理し、試食審査を経て受賞者が決定された。優秀賞には名古屋学芸大学(愛知県)、徳島文理大学短期大学部(徳島県)、中村学園大学(福岡県)が、審査員特別賞には京都聖母女学院短期大学(京都府)がそれぞれ選ばれた。(HealthDay News 2017年10月13日)

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2型糖尿病患者の心臓周囲の脂肪蓄積と血清シスタチンC値の上昇が関連――岩手医大の研究グループ

2型糖尿病患者では、心臓周囲の脂肪蓄積と腎機能マーカーとして知られる血清シスタチンC値の上昇が関連し、これらは心血管代謝リスクの上昇をもたらす可能性があると岩手医科大学糖尿病・代謝内科教授の石垣泰氏らが「PLOS ONE」9月18日オンライン版に発表した。心臓周囲の脂肪蓄積とシスタチンC値の上昇は独立した心血管リスク因子だと考えられるという。

同氏らは、2014年1月~2016年7月に同大学病院に入院し、心臓のマルチスライスCT画像を撮影した2型糖尿病患者208人を対象に横断研究を行い、心臓周囲に蓄積した脂肪面積の増大と動脈硬化に関与する臨床パラメータとの関連を調べた。(HealthDay News 2017年10月10日)

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滋賀県や青森県で啓発フェスタや講演会を開催――日本糖尿病協会

日本糖尿病協会は10月と11月に、一般の患者さんに向けた啓発活動の一環として10月15日に滋賀県で「糖尿病予防キャンペーン 西日本地区 in 滋賀」を、11月26日には青森県で「糖尿病啓発フェスタ」を開催する。

糖尿病予防キャンペーンでは、専門医や管理栄養士、看護師が集い、重症化予防や食事療法、患者さんの足の手入れについて講演を行う。また、啓発フェスタでは弘前大学大学院教授の大門 眞氏を迎えてトークショーを行うほか、エクササイズの紹介や糖尿病漫談のコーナーも設ける予定。(HealthDay News 2017年10月5日)

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「全国糖尿病週間」に各地で啓発活動――今年は11月13日から1週間

日本糖尿病協会によると、今年も11月14日(火)の世界糖尿病デーを含めた1週間(11月13日~19日)を『全国糖尿病週間』とし、全国各地で糖尿病の発症と重症化予防に向けた啓発運動が展開される。

第53回を迎える今年のテーマは「重症化予防」。「糖尿病 手遅れ防ぐ 早めの受診」を標語に、各都道府県の糖尿病協会や友の会が主体となって各地で市民公開講座や保健指導・栄養指導などを開催する。14日には各地の名所を青色で照らすブルーライトアップが行われる予定。なお、世界糖尿病デー実行委員会は公式ポスターの新しい作品を募集している(応募受付期間は10月13日まで、最優秀作品は来年の公式ポスターに採用される予定)。(HealthDay News 2017年10月4日)

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太っても食欲が止まらない・・・原因酵素を同定――基礎生物学研

太っても食欲が止まらない原因となる酵素を突き止めたと、基礎生物学研究所(愛知県)統合神経生物学研究部門の野田昌晴氏らの研究グループが発表した。食欲は脂肪細胞から分泌されるホルモン(レプチン)が制御しているが、肥満になると脳の摂食中枢で「RPTPJ」と呼ばれる酵素の発現量が増え、レプチンの作用を弱めていることがマウスを用いた実験で分かった。今後、糖尿病や肥満の新しい治療標的となる可能性があるという。「Scientific Reports」9月14日電子版に掲載の論文。

研究グループは、2015年にRPTP(受容体様タンパク質チロシン脱リン酸化酵素)群のうちRPTPJがインスリン受容体を脱リン酸化し、その働きを抑えることを見出していた。(HealthDay News 2017年10月2日)

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AI活用で2型糖尿病悪化の予測モデルを開発――藤田保健衛生大ら

藤田保健衛生大学と第一生命保険(株)、日本IBMの共同研究グループは、人工知能(AI)を活用して2型糖尿病の悪化を予測するモデルの開発に成功したと発表した。

研究グループは約2500万件の文献データのほか、同大学病院の匿名化された電子カルテデータ(約13万件)を用いて、検査値や治療内容に加えて従来技術では解析が難しかった診療記録や栄養指導記録、データの経時変化をAIに学習させて解析。180日後の糖尿病腎症の進行やHbA1c値の改善を予測するモデルを構築した。なお、日本人の生活習慣を踏まえた予測モデルは世界初。今後、モデルの精度向上と有効性の検証を行っていくとしている。(HealthDay News 2017年9月29日)

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糖尿病患者1000万人の大台に、予備軍含め2000万人と推計――厚労省「国民健康・栄養調査」

糖尿病患者とその予備軍は、2016年にはいずれも約1000万人に上ることが厚生労働省の国民健康・栄養調査で分かった。糖尿病患者は前回(2012年)調査の950万人を上回り、初めて1000万人の大台を記録した。厚労省は高齢化やメタボ健診による影響と分析するが、糖尿病に関連する国内の医療費は年間で1兆円を超えるともされ、国や地方自治体レベルでの対策強化が求められる。

調査は2016年10~11月に全国から抽出した約2万4,000世帯を対象に実施。約1万1,000人の成人男女には血液検査を行い、HbA1c値を基に糖尿病が「強く疑われる」または「可能性を否定できない」を判定し、全国データに当てはめて患者および予備軍の数を推計した。(HealthDay News 2017年9月26日)

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血糖・血圧・脂質の同時強化介入が大血管合併症を抑制――J-DOIT3、EASD 2017で発表

約2,500人の糖尿病患者を対象とした大規模臨床試験(J-DOIT3研究)で、血糖・血圧・脂質の管理指標を現行よりも厳格に設定すると、2型糖尿病患者の心筋梗塞や脳卒中などの大血管合併症リスクの低減につながる可能性があることが分かった。今後、国内外の糖尿病診療指針がより厳格なものへと見直しが進む可能性があるという。

研究結果は、東京大学病院糖尿病・代謝内科教授の門脇 孝氏と国立国際医療研究センター研究所糖尿病研究センター長の植木浩二郎氏らが第53回欧州糖尿病学会議(EASD 2017、9月11~15日、リスボン)で発表し、詳細は「Lancet Diabetes & Endocrinology」にも掲載される予定。(HealthDay News 2017年9月25日)

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低出生体重の女性は糖尿病になりやすい? ――日本人看護師調査(JNHS)データを分析

低出生体重で生まれた女性は、成人後の肥満度(BMI)にかかわらず糖尿病になりやすい可能性があることが、国立がん研究センターがん対策情報センターの片野田耕太氏らの検討で分かった。たとえ成人後のBMIが低めの正常値(18.5~20.9)でも、出生体重が2,500g未満だった女性は3,000~3,500g未満だった女性に比べて糖尿病の発症リスクが5倍近くに上るという。「Journal of Epidemiology」9月号に掲載の論文。

同氏らは日本人看護師調査(Japan Nurses’ Health Study;JNHS)の参加者2万6,949人を対象に成人期のBMIを考慮した上で出生体重と成人発症糖尿病との関連を調べる観察研究を行った。(HealthDay News 2017年9月22日)

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糖尿病腎症の重症化予防を目指し、青森県と対策会議などが連携協定

青森県は9月14日、糖尿病腎症の重症化予防を目指した施策を強化するため、県医師会と糖尿病対策推進会議と連携する協定を結んだと発表した。

同県は2013年に第2次健康増進計画「健康あおもり21」を策定。県民の健康的な生活習慣づくりや生活習慣病の一次予防・重症化予防の徹底を目的に、特に肥満予防・喫煙防止・自殺予防に力を入れた施策を推進している。しかし、厚生労働省が発表した2016年(平成28年)の人口動態統計によると、同県の糖尿病死亡率は3年連続で全国ワースト1位を記録。こうした現状から同県は取り組みの充実・強化を図るため対策推進会議などの関係機関や団体との連携強化を図る。(HealthDay News 2017年9月20日)

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