obese woman

長期のカロリー制限で肥満者の「特定の食べ物への強い要求」が低下する――米研究

長期のカロリー制限により、肥満者の「特定の食べ物への強い欲求(food craving)」は低下するとの研究結果が「Obesity Reviews」5月30日電子版に掲載された。

米テキサス工科大学のChanaka N. Kahathuduwa氏らは、肥満者を対象に12週間のカロリー制限前後のfood cravingの強さを調べた8件の研究をメタ解析した。その結果、試験開始時の体重や介入法、制限期間は異なるにもかかわらず、全体的にfood cravingは低下し、甘い物や高脂肪食、高炭水化物食、ファストフードへの強い欲求も低下することが分かった。(HealthDay News 2017年6月13日)

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Kidneys

米国成人の7人に1人が慢性腎臓病(CKD)――CDC調査

米国成人の7人に1人(約3000万人)が慢性腎臓病(CKD)に罹患しているが、多くはそのことを認識していないことが、米国疾病管理予防センター(CDC)の調べで分かった。「National Chronic Kidney Disease Fact Sheet 2017」で発表した。

この調査は、2011~2014年のNHANESとCKD-EPIから18歳以上のCKD患者データを解析したもの。その結果、早期(ステージ1~2)患者の96%、高度低下(ステージ4)患者の48%はCKD罹患を認識していなかった。また、CKD罹患率は男性(13%)に比べて女性(16%)で高いが、末期腎不全(ESRD)に進展する割合は男性の方が64%高かった。(HealthDay News 2017年6 月12日)

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metabolic syndrome

肥満の有病率、70カ国以上で1980年に比べて倍増――大規模国際調査

肥満の有病率は1980年に比べて2015年には70カ国以上で倍増しているとの調査報告が、EAT Stockholm Food Forum(6月12~13日、スウェーデン・ストックホルム)で発表され、「New England Journal of Medicine」6月12日電子版に掲載された。

195カ国の小児および成人6850万人のデータを用いて1980~2015年の過体重と肥満の有病率を調べたところ、2015年時点で世界の肥満人口は小児が1億770万人、成人が6億370万人。1980年に比べて70カ国以上で肥満の有病率は倍増し、その他の国々の多くで増加していた。BM I高値は全世界の400万人の死亡と関連した(うち40%は非肥満)。(HealthDay News 2017年6月12日)

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o-170611

インスリンを使用しない2型糖尿病患者の血糖自己測定は不要? ――ADA 2017

インスリン療法を受けていない2型糖尿病患者では、血糖自己測定(SMBG)を行っても行わなくても1年後の血糖コントロールや健康関連QOLスコアに差はみられないとする研究結果が、第77回米国糖尿病学会(ADA 2017、6月9~13日、サンディエゴ)で発表され、「JAMA Internal Medicine」6月10日オンライン版に同時掲載された。

米ノースカロライナ大学のLaura Young氏らは、同患者450人を対象に(1)SMBG(1日1回)を行う群、(2)SMBG+フィードバックを受け取る群、(3)SMBGを行わない群の3群にランダムに割り付けて追跡。その結果、1年後の平均HbA1c値とQOLスコアには3群間で有意な差はみられなかった。(HealthDay News 2017年6月12日)

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4.1.1

遅い時間帯の食事は体重増加や代謝異常をもたらす――SLEEP 2017

食事を摂る時間帯を正午~23時に遅らせると体重や呼吸商が増え、インスリンや空腹時血糖などの値も上昇することが、第31回米国睡眠学会(SLEEP 2017、6月3~7日、ボストン)で報告された。

米ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院のNamni Goel氏らは、健康な成人9人を対象に、2週間のウォッシュアウト期間を挟んで食事3回と間食2回を日中(8~19時)または遅い時間帯(正午~23時)に摂る(各8週間)クロスオーバー試験を行った。その結果、日中に比べて遅い時間帯では体重と呼吸商が増加し、インスリンや空腹時血糖、総コレステロール、トリグリセライドの各値が上昇し、アディポネクチン値が低下した。(HealthDay News 2017年6月8日)

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33010

健康的な生活習慣が多いほど寿命が延びる――スウェーデンからの報告

健康的な生活習慣が多いほど寿命の延長と関連するとの研究結果が、「Journal of Internal Medicine」5月31日電子版に掲載された。

カロリンスカ研究所(スウェーデン)のSusanna C. Larsson氏らは、ベースライン時にがんと心血管疾患がない45~83歳の男性3万3,454人と女性3万639人を1998~2014年に追跡し、健康的な生活習慣(非喫煙、週150分以上の運動、適度な飲酒、健康的な食生活)の有無と寿命との関連を調べた。その結果、4因子はいずれも全死亡リスクの低下、生存期間の延長と関連した。全ての習慣がある人は1つ以下の人に比べて全死亡のハザード比は男性0.47、女性0.39で、生存期間の差(各4.1年、4.9年)と一致した。(HealthDay News 2017年6月7日)

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Kidneys

血清アルブミン低値は透析患者の死亡の予測因子――スペイン研究

透析療法開始時点の血清アルブミン低値は、その後1年間の死亡率と独立して関連するとの研究結果が「Journal of Renal Care」5月23日電子版に掲載された。

Carlos Haya Regional大学病院(スペイン)のAna Rebollo Rubio氏らは、透析患者189人を対象に前向きに1年間追跡調査を行った。その結果、追跡期間中に対象患者の6.87%が死亡し、このうち64%は追跡開始から6カ月以内に死亡した。解析の結果、アルブミン低値のみが死亡率と独立して関連する因子であった。(HealthDay News 2017年6月1日)

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o-170607

過体重や肥満は医療費の増大と関連する――英研究

過体重や肥満はあらゆる面において医療費の増大と関連し、特に薬剤費の増加率が高いとの研究結果が「Obesity Reviews」5月22日電子版に掲載された。

英オックスフォード大学のSeamus Kent氏らは、34件の研究をレビューし、BMIと医療費との関連を調べ、年間医療費を過体重者および肥満者と適正体重者で比較した。その結果、年間の平均医療費は適正体重者に比べて過体重者では12%、肥満者では36%増加した(中央値)。特に薬剤費(各18%、68%)の増加率が高く、入院費は各12%、34%、外来診療費は各4%、26%であった。また、肥満に関連する医療費の増加率は男性よりも女性で高かった。(HealthDay News 2017年6月1日)

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o-170606

糖尿病足潰瘍と足感染症は救急受診や入院リスク増加と関連する――米研究

糖尿病足潰瘍(DFU)と足感染症(DFI)は、糖尿病患者の救急受診や入院リスクの増加と関連するとの研究結果が「Diabetes Care」5月11日電子版に掲載された。

米オクラホマ大学健康科学センターのGrant H. Skrepnek氏らは、2007~2013年のCDC全米外来医療調査データを用いて、DFUまたはDFIを有する18歳以上の糖尿病患者を対象に横断解析を行った。その結果、その他の受診理由と比べてDFUとDFIは救急への転送や入院(各3.4倍、6.7倍)、過去12カ月以内の受診回数(各1.9倍、1.5倍)などの増加と関連していた。(HealthDay News 2017年5月31日)

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o-170605

減量プログラムの減量効果、保険介入者と自己負担者で差なし――米研究

減量プログラムによる医学的な減量効果は、費用を加入する保険で賄う被雇用者と自己負担する雇用されていない人との間で差はみられないとする研究結果が、「Obesity」6月号に掲載された。

米ウェイクフォレスト大学医学部のJamie D. Ard氏らは、費用を保険でカバーする肥満患者480人と自己負担する肥満患者463人を対象に、減量プログラムを1年間実施した。その結果、保険に加入している患者は自己負担の患者に比べて若く、BMIが低く、脱落率が有意に低かった。1年後の体重減少率は両群間で有意な差はみられなかった(保険加入群13.4%対自己負担群13.6%)。(HealthDay News 2017年5月31日)

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