湿疹の発生を防ぐ(2006.11.08掲載)

湿疹は、皮膚が部分的に赤くなり、刺激および痒みを生じる疾患である。気候、ストレスまたは洗剤のような特定の物質が引き金となって突発的に発生する。

米プリンストン大学(ニュージャージー州)ヘルスサービスは、湿疹の発生を予防するために、以下のような方策を勧めている:

・シャワー後はすぐにローションを使用し、皮膚の湿度を十分に保つ。
・長時間の入浴やシャワーを避ける。高温の湯は皮膚を乾燥させるので、使用しない。
・皮膚の炎症につながるので、刺激の強い石鹸や洗浄剤を使用しない。
・体温が上がりすぎたり、過度に汗をかいたりすることのないよう心がける。
・ストレスを避ける。
・冬季は、皮膚を露出しないようにする。
・ウールや一部の合成繊維など、痒(かゆ)みを引き起こす素材の衣類を着用しない。

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コンピューターによる眼精疲労を防ぐ(2006.10.31掲載)

コンピューターの画面を長時間連続して見ていると、眼精疲労を起こしやすくなる。米国失明予防協会は、仕事場の環境を少し変えるだけで、眼精疲労を予防できるとしている。

同協会の助言は:
・ スクリーンは、顔から約50~66cmの距離で、目の高さより少し下になるように設置する。
・ 画面のぎらつきを避けるため、頭上のライトや電球、ブラインドなどを調節する。また、ぎらつきを軽減するため、フィルターを使用することも可能。
・ 自分に合った高さに調節できるモニターを購入する。
・ タイプしながら書類を読む際に目を疲れさせないよう、スクリーン脇にペーパーホルダーを設置する。

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肺炎の危険信号(2006.10.30掲載)

肺炎は、ウイルス、細菌、真菌などの感染により肺の内面に炎症が生じる疾患で、迅速な治療が不可欠である。米国立医学図書館(NML)によると、以下のような徴候には注意が必要である:

・緑色や黄色の痰(たん)を伴う咳または喀血。
・咳により悪化する胸痛。
・息切れ、呼吸促迫などの呼吸困難。
・悪寒を伴う発熱、頭痛、見当識障害(特に高齢者)、疲労感。
・過剰な発汗や、冷や汗。

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バランスのとれたベジタリアン食(2006.10.27掲載)

ベジタリアン食には、糖尿病や心疾患リスクを軽減する効果があるが、ベジタリアンは栄養バランスのとれた食物摂取を心掛ける必要がある、と米国心臓協会(AHA)は指摘する。

AHAが示すガイドラインは以下のとおり:
・ 蛋白(たんぱく)質が豊富な大豆などを加えて、蛋白質を十分に摂取する。
・ ナッツ、全粒粉、野菜、豆類を多く摂取する。
・ ホウレンソウ、豆類、ドライフルーツ、また、鉄分強化食品から多くの鉄分を摂取する。
・ ビタミンB12強化食品や、B12サプリメント(栄養補助食品)を摂取する。
・ 糖分や脂肪を多く含む食品は避ける。

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ウイルス性胃腸炎とは(2006.10.26掲載)

ウイルス性胃腸炎は、多くの場合、水溶性下痢、腹部けいれん、嘔吐などを生じる感染症である。熱、悪寒などのインフルエンザに似た症状が1日以上続くこともある。

米国立消化器系疾患情報センター(NDDIC)によると、このタイプの胃腸炎はウイルスが原因であるため、抗生物質(抗菌薬)が効かない。症状は自然に治まるという。)

治療は、水分を補充し、脱水症を防ぐことに重点が置かれる。脱水症が重症の場合は、輸液および入院が必要になる。

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夢遊病児への対処法(2006.10.19掲載)

小児の夢遊歩行は珍しくないが、多くは10代になると治まる。

寝室を歩き回るだけの場合もあるが、階段を下りようとしたり、外へ出ようとするなど、危険な行動を見せる子供もいる。

小児の健康医療サービスを提供する非営利団体のNemours Foundation(フロリダ州)は、以下の夢遊病児への対処法を勧めている:

・夢遊歩行をしている子供を発見しても、起こしてはいけない。目覚めても怯えるだけなので、ベッドへ戻るよう手助けする。
・外へ出ないよう、窓やドアに鍵をかける。
・2段ベッドには寝かさない。階段の前にベビーゲートを設置する。
・転ばないよう、子供がいるフロアや子供部屋は片付けておく。壊れやすいものや、危険なものは手の届かないところにしまう。

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前立腺癌(がん)に打ち勝つ「7つの鍵」(2006.10.19掲載)

米ジョンズ・ポプキンス大学(ボルチモア)の健康情報サイト「Health Alerts」が、同大医学部と共同で発行した報告書「前立腺癌(がん)治療の7つの鍵(The 7 Keys to Treating Prostate Cancer)」によると、前立腺癌に打ち勝つには、早期発見と早期治療が不可欠であるという。

2006年には、米国で23万2,000人が新たに前立腺癌と診断されると推定されている。同報告書は、前立腺癌患者が自らの治療について、十分な情報に基づいた決断ができるようにと作成されたもの。同大学James Buchanan Brady泌尿器研究所のJacek L. Mostwin博士による執筆で、前立腺癌治療の鍵となる7項目をまとめているほか、予防法に関する助言を提供している。

50歳以上の男性、アフリカ系米国人および前立腺癌の家族歴をもつ男性は特に前立腺癌リスクが高く、定期的な検査を受ける必要があるという。このほか、前立腺のスクリーニングおよび検出の方法についても説明している。

同報告書による、前立腺癌治療の7つの鍵は以下のとおり:
・前立腺生検について理解する。
・セカンド・オピニオン(ないしサード、フォース・オピニオン)を聞く。
・適切な治療法を選択する。
・勃起機能障害に対処する。
・必要に応じて精神面での治療や助言を求める。
・食生活法の役割を理解する。
・代替治療を検討する。

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褥瘡(じょくそう)の予防(2006.10.12掲載)

褥瘡(床ずれ)は、血液供給が不十分な部位に発生する皮膚の外傷で、けがや疾患のため自分自身で自由に動けない患者に多く発症する。

米メリーランド大学医療センター(メリーランド州)は、動けない人や疼痛感覚のない人の痛みや危険性を高める褥瘡を予防するため、看護者に以下の対応を勧めている。

・ 皮膚の赤色化した箇所や過敏な箇所を注意深く、定期的にチェックする。
・ 皮膚への圧力が分散するように、患者の体勢を頻繁に変える。
・ ベッドや車椅子に十分なパッドを施す。
・ 定期的に皮膚を洗い、乾燥させる。

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アルコールと薬剤の併用は要注意(2006.10.09掲載)

忘れられがちだが、市販薬や処方薬の多くはアルコールと併用すると重大な相互作用を生じる可能性がある。市販薬でも処方薬でも、何らかの薬剤を服用している人は、飲酒の前に医師に相談する必要がある。

米国アルコール乱用・依存症研究所(NIAAA)によると、アルコールとの併用で危険な相互作用を生じる可能性がある薬剤は以下のとおり:

・睡眠薬
・アレルギー、風邪、うっ血などによく用いられる抗ヒスタミン薬
・鎮痛薬
・抗不安薬
・抗うつ薬
・糖尿病、高血圧症および心疾患の治療に用いられる薬剤の一部

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足底いぼの治療(2006.10.05掲載)

足底いぼは足裏に発生するウィルス性皮膚感染で、共同のシャワーやロッカーを素足で歩くことで容易に感染する。

このいぼは、「たこ」に似た外観だが、たこでは通常見られない、毛細血管の黒い斑点が認められる。

歩くと非常に強い痛みを感じることがあり、米国整形外科学会(AAOS)は、痛みがひどいようであれば医師の診察を受けることを勧めている。

通常の治療では、いぼ周辺の皮膚を除去し、薬剤を塗布した上で患部を覆う。また、パッチや液体形状のサリチル酸を使用していぼを縮小し、最終的に除去する治療法を勧める医師もいる。

これらの治療で効果が認められない場合は、簡単な外科術で完全に除去することもある。

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