厚生労働省は1月14日、2015年度予算案の概要を公表した。一般会計の予算額は前年度比3.0%増の29兆9,146億円。.15年度の主要施策として大きく(1)女性・若者等の活躍推進と(2)「健康長寿社会」の実現の2つを掲げ、予防健康管理の推進や医療・介護の充実などを盛り込んだ。予防健康管理の推進のなかでは、糖尿病性腎症患者の重症化予防等に5.1億円を計上。保険者が医療機関と連携して糖尿病性腎症の重症化予防を行うとともに、後発医薬品の使用促進に向けた取り組みを徹底する。糖尿病が疑われる者等を対象にしたメタボ改善のための「宿泊型新保健指導プログラム」の試行にも6400万円を計上している。(HealthDay News 1月16日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.