同程度のBMIでも米国白人は日本人より2型糖尿病を発症しにくいことを一部説明する知見が、「Diabetologia」2月号に掲載された。米ピッツバーグ大学のAhuja氏、関川氏らによる日米共同の疫学研究の結果。.40~49歳で非糖尿病の米国白人男性298例、日本人男性294例について、インスリン抵抗性とインスリン分泌能を比較した結果、白人男性では内臓脂肪調整の有無に関わらず、インスリン抵抗性とインスリン分泌能が日本人男性より有意に高いことが分かった(調整後のHOMA-IR:3.1 vs 2.5、HOMA-β%:130.8 vs 86.7、Dispositon Index[DI]:42.4 vs 34.8)。DI高値は米国白人男性の低疾患感受性を説明する可能性があるが、著者らはインスリン分泌能をより精密に評価した検討が必要としている。(HealthDay News 2月20日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.
同程度のBMIでも米国白人は日本人より2型糖尿病を発症しにくいことを一部説明する知見が、「Diabetologia」2月号に掲載された。米ピッツバーグ大学のAhuja氏、関川氏らによる日米共同の疫学研究の結果。.40~49歳で非糖尿病の米国白人男性298例、日本人男性294例について、インスリン抵抗性とインスリン分泌能を比較した結果、白人男性では内臓脂肪調整の有無に関わらず、インスリン抵抗性とインスリン分泌能が日本人男性より有意に高いことが分かった(調整後のHOMA-IR:3.1 vs 2.5、HOMA-β%:130.8 vs 86.7、Dispositon Index[DI]:42.4 vs 34.8)。DI高値は米国白人男性の低疾患感受性を説明する可能性があるが、著者らはインスリン分泌能をより精密に評価した検討が必要としている。(HealthDay News 2月20日).Copyright (c) 2015 HealthDay. All rights reserved.