「デジタル推進委員」に薬剤師ら1万人を任命、マイナ保険証利用促進へ――デジタル庁

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デジタル庁は6️月27日「デジタル推進委員任命状授与式」を開催し、マイナ保険証の利用促進や登録の支援強化のため、薬剤師・薬局関係団体と連携し、薬剤師ら約1万人を「デジタル推進委員」に任命した。

デジタル推進委員は、デジタルに不慣れな人々を支援するためのボランティアで、すでに約5万人が活躍中だ(2024年3月末時点)。今回新たに、日本薬剤師会・日本保険薬局協会・日本チェーンドラッグストア協会に所属する薬剤師と事務職員の約1万人が参画し、薬局でのマイナ保険証利用や登録についての相談対応などを行っていく。

デジタル推進委員の任命の要件としては、デジタル庁が指定する動画等のコンテンツ視聴が求められる。任命期間は原則1年で、年度ごとに更新。当該年度末までに辞退の申出をしない限り、翌年度末まで任命期間が更新される仕組みだ。

各団体の代表者らは、「医療DXの基盤となるマイナ保険証を活用することの必要性や重要性を現場の薬剤師が十分理解し、患者さんへ積極的に声掛けをしていくことで、これまで以上に安心して使っていただける環境を築いていきたい」「マイナ保険証をますます活用することで、国民にとっての利便性向上に加え、薬局側の業務の効率化にもつなげることで、薬局をより一層、国民の皆様の役に立つ場にしていきたい」との意気込みを語った。(HealthDay News 2024年7月10日)

参考文献
https://www.digital.go.jp/news/0800262b-d83d-4512-bc6e-b966fbac9d71

https://www.digital.go.jp/policies/digital_promotion_staff

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カテゴリー:医療DX

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