米疾病対策センター(CDC)が1月30日に発表した報告書によると、2022年に米国で報告されたクラミジア、淋病、梅毒の症例は250万件を超え、梅毒と先天梅毒を中心に懸念が広がっている。.CDCの2022年のサーベイランス報告書は、米国における梅毒、淋病、クラミジアの動向に焦点を当て、性感染症に関する最近のデータを紹介している。.報告書によると、梅毒は増加の一途をたどっており、1年間で17.0%、5年間で78.9%増加している。先天梅毒も増加が続いており、1年間で30.6%、5年間で183.4%増加している。淋病は1年間で8.7%減少し、クラミジアは横ばい(1年間で0.3%の変化)であった。.CDC性感染症予防部門のLaura Bachmann氏は、「近道はなく、こちらから会いに行かなくてはならない。性感染症の予防や健康サービスに対し、大きな障壁に直面している人もいる。そのため、最も重要な活動はクリニックの外で行われることが多い。つまり、地域社会に働きかけて検査を行ったり、患者と面談してパートナーにサービスを提供したり、誰かに直接治療を届けたりすることだ」と述べている。(HealthDay News 2024年2月2日).https://www.healthday.com/healthpro-news/sexual-health/2022-saw-more-than-25-million-cases-of-chlamydia-gonorrhea-syphilis.Copyright © 2024 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock
米疾病対策センター(CDC)が1月30日に発表した報告書によると、2022年に米国で報告されたクラミジア、淋病、梅毒の症例は250万件を超え、梅毒と先天梅毒を中心に懸念が広がっている。.CDCの2022年のサーベイランス報告書は、米国における梅毒、淋病、クラミジアの動向に焦点を当て、性感染症に関する最近のデータを紹介している。.報告書によると、梅毒は増加の一途をたどっており、1年間で17.0%、5年間で78.9%増加している。先天梅毒も増加が続いており、1年間で30.6%、5年間で183.4%増加している。淋病は1年間で8.7%減少し、クラミジアは横ばい(1年間で0.3%の変化)であった。.CDC性感染症予防部門のLaura Bachmann氏は、「近道はなく、こちらから会いに行かなくてはならない。性感染症の予防や健康サービスに対し、大きな障壁に直面している人もいる。そのため、最も重要な活動はクリニックの外で行われることが多い。つまり、地域社会に働きかけて検査を行ったり、患者と面談してパートナーにサービスを提供したり、誰かに直接治療を届けたりすることだ」と述べている。(HealthDay News 2024年2月2日).https://www.healthday.com/healthpro-news/sexual-health/2022-saw-more-than-25-million-cases-of-chlamydia-gonorrhea-syphilis.Copyright © 2024 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock