テレビや動画の視聴時間の長さは夜間頻尿リスクに関連

テレビや動画の視聴時間の長さは夜間頻尿リスクに関連

テレビや動画の視聴時間が長い成人では、夜間頻尿のリスクが高いとする研究結果が、「Neurourology and Urodynamics」に2月21日掲載された。

温州医科大学付属温嶺病院(中国)のJunwei Wang氏らは、2011~2016年の国民健康栄養調査(NHANES)から、20歳以上の成人1万3,294人のデータを分析。テレビや動画の視聴時間と、夜間頻尿(一晩に2回以上の排尿の必要性)の発生との相関関係について分析した。

多変量解析の結果、テレビや動画の視聴時間が最も長い群では、最も短い群に比べて夜間頻尿のリスクに48%の有意な上昇が認められた。サブグループ解析では、テレビや動画の視聴時間と夜間頻尿の関連に対し、ベースラインの特徴による有意な交互作用は認められなかった。

著者らは「この潜在的な健康リスクに対する社会的な認識が高まれば、人々はテレビや動画の視聴時間にもっと注意を払うようになる。テレビや動画を長時間視聴する人に対し、医療提供者は行動介入の助言を提供し、スクリーン時間を適切に管理するよう促すことができる」と述べている。(HealthDay News 2024年2月22日)

https://www.healthday.com/healthpro-news/neurology/adults-with-longest-tvvideo-time-have-increased-risk-for-nocturia

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