デジタルエアリーク検出装置により胸腔ドレーン留置期間を短縮できる

デジタルエアリーク検出装置により胸腔ドレーン留置期間を短縮できる

肺葉切除術を受ける患者において、デジタルエアリーク検出装置を用いることで、胸腔ドレーンのエアリークの停止をより早く確認できるとの研究結果が、「Critical Care Nurse」12月1日号に掲載された。

 米テキサス大学MDアンダーソンがんセンターのCarla Patel氏らは、肺葉切除術を受け、術後3日目に胸腔ドレーンのエアリークのある連続患者25人を対象に、デジタルエアリーク検出装置によりエアリークの停止を早く確認できるかどうかを検討した。デジタル装置を使用した患者における胸腔ドレーン留置期間と入院期間を、従来のアナログ式装置を使用した患者259人(過去2年間のヒストリカルデータ)と比較した。

 解析の結果、従来のアナログ式装置を使用した患者と比較して、デジタル装置を使用した患者の方がドレーン留置期間と入院期間の中央値が1日短く、入院1日当たり2,659ドルのコスト削減となった。これらの減少は、胸腔ドレーン管理のアルゴリズムの開発に役立った。

 著者らは、「対象患者集団に対して標準化されたプロトコールを実施することは、より効果的なリソースの使用に役立つ。今回のエビデンスに基づく実践プロジェクトが実証したように、肺葉切除術患者にデジタルエアリーク検出装置を使用することで、観察者間のばらつきをなくすことができ、エアリークの停止の早期確認、胸腔ドレーンの早期抜去、在院日数の短縮、総費用の削減を図ることができる」と述べている。(HealthDay News 2023年12月13日)

https://www.healthday.com/healthpro-news/pulmonology/digital-air-leak-detection-device-can-help-reduce-chest-tube-duration

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