急性リンパ芽球性白血病(ALL)の小児患者において、初回地固め療法終了(EOC)後の微小残存病変(MRD)を用いてその後のMRD測定の必要性を予測できることが、「Leukemia」に9月10日掲載された。プリンセス・マキシマ小児がんセンター(オランダ)のJanine Stutterheim氏らは、DCOG-ALL-10研究(271人)およびDCOG-ALL-9研究(122人)の治療を受け、EOC時にMRDが0.05%未満であった中等度リスクの患者を対象に、EOC後のMRDの臨床的関連性を検証した。解析の結果、EOC時にMRD陰性の178人においては、その後の時点のMRDの結果にかかわらず、転帰は良好であることが確認された。6年累積再発率は、その後の全ての時点でMRD陰性であった患者では7.4%、その後の1つ以上の時点でMRD陽性であった患者では3.8%であった。EOC時にMRD陽性の患者(91人)のうち、その後の時点でMRD陰性であった患者も同様の転帰であり、6年累積再発率は7.0%であった。一方、EOC時にMRD陽性で、その後1回以上MRD陽性であった患者48人は再発リスクが高く、6年累積再発累率は29.4%であった。これらの結果は、ALL-9研究の検証コホートを通して確認された。著者らは、「MRDに基づく中等度リスクのALL患者でEOC時にMRD陰性であった場合、その後の時点のMRD測定は中止できる。EOC時にMRD陽性の患者では、その後のMRD測定は、さらに進んだリスク分類と治療介入に役立つ可能性がある」と述べている。(HealthDay News 2024年9月24日)https://www.healthday.com/healthpro-news/cancer/measurable-residual-disease-results-after-consolidation-therapy-predictive-of-relapse-in-pediatric-leukemiaCopyright © 2024 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock