新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、自己免疫性および自己炎症性の結合組織疾患の長期的なリスクと関連しているという研究結果が、「JAMA Dermatology」に11月6日掲載された。延世大学Wonju College of Medicine(韓国)のYeon-Woo Heo氏らは、COVID-19罹患後の自己免疫性疾患および自己炎症性疾患の長期的なリスクを検討するために、後ろ向きコホート研究を実施した。解析には、2020年10月8日~2022年12月31日までにCOVID-19が確認された患者314万5,388人と、2018年に一般健康診断を受診し、180日を超える観察期間があった対照群376万7,039人が組み入れられた。その結果、COVID-19は、円形脱毛症(調整ハザード比1.11)、全頭型脱毛症(同1.24)、白斑(同1.11)、ベーチェット病(同1.45)、クローン病(同1.35)、潰瘍性大腸炎(同1.15)、関節リウマチ(同1.09)、全身性エリテマトーデス(同1.14)、シェーグレン症候群(同1.13)、強直性脊椎炎(同1.11)、水疱性類天疱瘡(同1.62)のリスク上昇と有意に関連していることが確認された。サブグループ解析では、男女の性別、年齢40歳未満、40歳以上などの人口統計学的因子が、自己免疫性疾患および自己炎症性疾患の転帰のリスクと多様な関連を示した。集中治療室への入院を必要とする重度のCOVID-19感染、デルタ株流行期、ワクチン未接種の場合も、リスク上昇と関連していた。著者らは、「異なるサブグループにおける特有の脆弱性や疾病パターンを理解することは、パンデミックが世界規模の健康に及ぼす長期的な影響を軽減するために、極めて重要である」と述べている。(HealthDay News 2024年11月8日)https://www.healthday.com/healthpro-news/coronavirus/covid-19-linked-to-long-term-risk-for-autoimmune-autoinflammatory-diseaseCopyright © 2024 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock