パーキンソン病(PD)およびレビー小体型認知症(LBD)の患者では、診断7~8年前から診断5年後まで、うつ病発症のハザード比が上昇することを示す研究結果が、「General Psychiatry」に12月3日掲載された。 オーフス大学病院(デンマーク)のChristopher Rohde氏らは、後ろ向き症例対照研究において、PDおよびLBDの診断前後におけるうつ病の発症リスクを検討した。2007~2019年にPDまたはLBDと診断された患者は、年齢、診断年、性別でマッチングされ、それぞれ関節リウマチ(RA)、慢性腎臓病(CKD)、骨粗鬆症と診断された最大3人の対照患者と比較された。 解析対象は、PDまたはLBDの患者1万7,711人と、マッチングされたRA患者1万9,556人、CKD患者4万842人、骨粗鬆症患者4万7,809人であった。解析の結果、全ての対照群と比較して、PDおよびLBDの患者では、診断7~8年前から診断5年後まで、うつ病発症のハザード比が一貫して高かった。 Rohde氏は、「PDやLBDと診断された患者では、診断後も持続的にうつ病の発症リスクが高く、抑うつ症状に対する臨床的注意と体系的なスクリーニングの必要性が示唆される。PDまたはLBDでは、他の慢性疾患と比較して、診断前後を通じてうつ病発症リスクが顕著に上昇するという結論は妥当とされる」と述べている。(HealthDay News 2026年1月16日) https://www.healthday.com/healthpro-news/mental-health/depression-risk-increased-before-diagnosis-of-parkinson-disease-lewy-body-dementia Abstract/Full Texthttps://gpsych.bmj.com/content/38/6/e102405 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock