男性は女性と比較して早発性心血管疾患(CVD)のリスクが有意に高く、発症年齢も有意に若いとする研究結果が、「Journal of the American Heart Association(JAHA)」に1月28日掲載された。 米ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部のAlexa A. Freedman氏らは、Coronary Artery Risk Development in Young Adults(CARDIA)研究のデータを用いて、1985~1986年に登録され2020年8月まで追跡された18~30歳の米国成人5,112人を対象に検討を行った。早発性CVD(発症年齢が65歳未満)の累積発症率における男女差について、CVD全体ならびに冠動脈疾患(CHD)、心不全、脳卒中の各サブタイプ別に解析した。 解析の結果、中央値34.1年の追跡期間において、CVD、CHDおよび心不全の累積発症率は男性で有意に高かった。一方、脳卒中については性差が認められなかった。CVDの累積発症率が5%に到達する年齢は男性で50.5歳、女性で57.5歳と、男性で7.0年早かった。CHDはCVDの中で最も頻度の高いサブタイプであり、累積発症率2%に到達する年齢は男性で女性より10.1年早かった。脳卒中の累積発症率2%および心不全の累積発症率1%に到達する年齢は、男女間でほぼ同程度であった。10年間のCVDイベント発生率は、基準年齢35歳時点で男女間の乖離が認められた。 Freedman氏は、「心血管疾患リスクにおける性差は35歳までに明らかとなっており、若年成人期からのリスク評価および予防戦略の開始が重要であることを示している」と述べている。(HealthDay News 2026年2月3日) https://www.healthday.com/healthpro-news/cardiovascular-diseases/men-have-higher-risk-earlier-onset-of-premature-cardiovascular-disease Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock