炎症性腸疾患(IBD)の患者および家族の間では、発症リスクを予測する検査および予防的治療への関心が非常に高いとする研究結果が、「Crohn's & Colitis 360」に2月3日掲載された。 米クローン病・大腸炎財団のMary Harkins-Schwarz氏らは、IBDの予防に関する患者および家族の意識を把握するため、アンケート調査を実施した。解析対象は、参加者1,545人からの回答であった。 その結果、回答者の大多数(93%)が、自分または家族の将来的なIBD発症リスクを予測する検査を受けることに関心を示した。同様に、ほぼ全ての回答者がIBDを予防するための予防的治療に関心を示し、40%は無条件で治療を受けたいと回答し、59%は治療の有効性とリスク次第で受けたいと回答した。IBDとの関連性(患者本人、第1度近親者にIBD患者がいる人、IBD患者の親など)は、検査や予防的治療を受ける意思の割合と有意な関連を示さなかった。 責任著者である同財団のAlan Moss氏は、「本知見は、非侵襲的検査および予防戦略(特にライフスタイルへの介入)が開発され、それらが厳密に評価された場合、IBDの高リスク集団に受け入れられる可能性が高いことを示す重要なトランスレーショナルシグナルである」と述べている。(HealthDay News 2026年2月9日) https://www.healthday.com/healthpro-news/digestive-system/nine-of-10-in-ibd-community-support-predictive-testing-prevention-strategies Abstract/Full Texthttps://academic.oup.com/crohnscolitis360/article/8/1/otag004/8455013 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock