新たに尿酸降下薬(ULT)を処方された痛風患者において、血清尿酸値6mg/dL未満を達成することは、主要心血管イベントのリスク低下に関連するという研究結果が、「JAMA Internal Medicine」に1月26日掲載された。 英ノッティンガム大学のEdoardo Cipolletta氏らは、新たにULTを処方された痛風患者を対象に、血清尿酸値6mg/dL未満という治療目標の達成と心血管イベントとの関連を検討した。ULTの初回処方後12カ月以内に血清尿酸値6mg/dL未満を達成した場合を目標達成(treat-to-target;T2T)ULT群、6mg/dL未満を達成しなかった場合を非T2T ULT群とした。 その結果、10万9,504人の患者のうち27.3%がT2T ULT群に含まれた。非T2T ULT群と比較して、T2T ULT群では5年生存率が高く(加重生存率差1.0%)、主要心血管イベントのリスクが低かった(加重ハザード比0.91)。中等度の心血管リスクを有する患者と比較して、高リスクまたは超高リスクを有する患者で、より強い関連が認められた。さらに、血清尿酸値5mg/dL未満というより低い目標を達成した患者では、より大きなリスク低減が認められた(加重生存率差2.6%、加重ハザード比0.77)。 上席著者である同大学のAbhishek Abhishek氏は、「ノッティンガム大学でのこれまでの研究で、目標を達成した尿酸降下薬治療が痛風発作を予防することが示されている。今回の研究は、心臓発作、脳卒中、およびこれらの疾患による死亡リスク低減という追加のベネフィットを示すものである」と述べている。 なお、複数の著者がIT企業およびバイオ製薬企業との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2026年2月3日) https://www.healthday.com/healthpro-news/hcp-rheumatology/achieving-low-serum-urate-levels-can-cut-risk-for-cardiovascular-events-in-gout Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock