急性肺塞栓症(PE)の重症度を定義し、成人における治療戦略の開発を支援する新たな臨床分類システムを提示する診療ガイドラインが、米国心臓協会(AHA)および米国心臓病学会(ACC)により発行され、「Circulation」および「The Journal of the American College of Cardiology(JACC)」に2月19日掲載された。 米ダートマス・ヒッチコック医療センターのMark A. Creager氏およびACC/AHA合同診療ガイドライン委員会は、包括的な文献検索を行い、エビデンスに基づいた患者中心のガイドラインを策定した。 本ガイドラインは、症状発現から臨床的フォローアップに至るまでの期間を対象とし、予後リスクの評価、臨床診断、適切な追加の心血管検査、急性期および急性期後早期の管理に焦点を当てている。また、急性PEのリスク因子(例:最近の手術または入院、外傷、長時間の不動、妊娠、肥満、がん、血液凝固障害)について説明し、さまざまな医療資源および診療環境(例:救急外来、入院病棟、診療所)において、急性PE患者のアウトカム改善を目的とした診断戦略および治療選択肢を提示している。さらに、急性期後のフォローアップケアに関する推奨事項も提示されており、安全な身体活動、長時間移動時の留意点、抗凝固薬の長期使用などが含まれている。 Creager氏は、「これらの推奨事項に基づく意思決定により、迅速な診断とエビデンスに基づく有効な治療の適用が促進され、急性PE患者における死亡および障害のリスク低下といったより良好なアウトカムにつながることが期待される」と述べている。(HealthDay News 2026年2月23日) https://www.healthday.com/healthpro-news/pulmonology/new-guideline-details-diagnosis-treatment-of-acute-pulmonary-embolism Abstract/Full Texthttps://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000001415 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock