中年期および高齢期の成人における睡眠問題は、9年後の心理的ウェルビーイング(PWB)と関連し、その関連は女性でより強いという研究結果が、米国睡眠関連専門学会連合(APSS)の年次学術集会(SLEEP 2026、6月14~17日、米ボルチモア)で発表された。米サウスフロリダ大学のFumiko Hamada氏と米ミシガン大学のMonica Walters氏は、Midlife in the United States研究に2時点(T1:2005~2006年、T2:2013~2017年)で参加した中年期および高齢期の成人574人のデータを用いて、睡眠問題とPWBとの前向きの関連を検討した。対象者は、ピッツバーグ睡眠質問票および42項目のPWB質問票に回答した。その結果、T1時点で睡眠問題が多いこととT2時点でPWBが低いこととの関連が認められた(調整後B=−1.20)。睡眠問題とPWBとの関連については、性別による効果修飾が認められた。具体的には、未調整モデルでは、T1時点で睡眠問題が多いこととPWB低値との関連は、女性の方が男性よりも強かった(B=−3.23対B=−2.00)。共変量で調整後も、この関連は女性では有意であったが(B=−1.63)、男性では有意ではなかった(B=−0.44)。Hamada氏は、「睡眠問題は10年近くにわたり心理的ウェルビーイングに持続的な悪影響を及ぼす可能性があり、われわれのサンプルでは、こうした影響は女性でより顕著であった。このことは、睡眠が女性における心理的ウェルビーイングの特に重要な長期的リスク因子である可能性を示唆している」と述べている。(HealthDay News 2026年6月9日) https://www.healthday.com/healthpro-news/mental-health/sleep-sleep-problems-linked-to-later-psychological-well-being Press Releasehttps://www.sleepmeeting.org/poor-sleep-in-middle-aged-women-is-associated-with-lower-psychological-well-being-nearly-a-decade-later/ More Informationhttps://www.sleepmeeting.org/ Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock