レジスタンストレーニングは、女性において主要心血管疾患(CVD)リスクの低下と関連するという研究結果が、「Journal of the American College of Cardiology(JACC)」に6月17日掲載された。浙江大学医学院附属第二医院(中国)のTianyue Zhang氏らは、長期間にわたるレジスタンストレーニングと主要CVDリスクとの関連を検討するため、米国のNurses' Health Study(NHS)およびNHS IIに参加した11万7,025人の女性を対象に、前向きコホート研究を実施した。対象者は、身体活動について、最大5回繰り返し評価を受けた。その結果、平均14.5年(163万964人年)の追跡期間中に、主要CVDイベントが5,459件発生した。レジスタンストレーニングを週2時間以上行っている女性では、行っていない女性と比べて主要CVDリスクが有意に低かった(ハザード比〔HR〕0.80)。また、週当たりのレジスタンストレーニング時間が1時間増えるごとに、主要CVDリスクは5%低下していた(HR 0.95)。さらに、有酸素運動の推奨量(週15メッツ・時以上)、座位でのテレビ視聴時間に関する推奨(1日2時間未満)、およびレジスタンストレーニングの推奨量(週1時間以上)の全てを満たした女性では、有酸素運動とテレビ視聴時間に関する推奨のみを満たし、レジスタンストレーニングを行っていない女性と比べ、主要CVDリスクがより低かった(HR 0.60対0.73)。また、レジスタンストレーニングをより継続的に実施し、上肢と下肢の両方のトレーニングを行っていた女性で、より強い逆相関が認められた。JACCの編集長であるHarlan M. Krumholz氏は、「われわれはレジスタンストレーニングを以前から推奨してきたが、本研究はそのメッセージを裏付ける強力なエビデンスを示している」と述べている。(HealthDay News 2026年6月24日) https://www.healthday.com/healthpro-news/cardiovascular-diseases/resistance-training-linked-to-lower-cvd-risk-in-women Abstract/Full Texthttps://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jacc.2026.04.036 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock