人口統計学的特性、出生時の特性、および親の特性が若年発症大腸がん(early-onset colorectal cancer;EOCRC)のリスクと関連するという研究結果が、「Cancer」に6月22日掲載された。米イェール大学公衆衛生大学院のSunny Siddique氏らは、1988~2021年に米カリフォルニア州で出生し、0~39歳でEOCRCと診断された1,221人と、出生年で頻度マッチングさせた対照6万1,050人を対象に、人口統計学的特性、出生時の特性、および親の特性とEOCRCリスクとの関連を検討した。多変量解析の結果、男性は女性と比べてEOCRCリスクが有意に高く(オッズ比1.34)、ヒスパニック系の人は非ヒスパニック系白人と比べてリスクが高かった(同1.34)。一方、外国生まれの母親を持つことはEOCRCリスクの低下と関連していた(同0.85)。また、女性では、出生体重が500g増加するごとにEOCRCリスクが上昇し(同1.10)、父親の年齢が35歳以上であることもリスク上昇と関連した(同1.56)。そのほかの人口統計学的特性、出生時の特性、および親の特性については、EOCRCリスクとの有意な関連は認められなかった。Siddique氏は、「人口統計学的特性、出生時の特性、および親の特性を評価することは、EOCRCの発症率が上昇している原因を理解する上で重要である。今回の結果は、男性であること、ヒスパニック系であること、出生体重、母親の出生地、父親の年齢といった因子が、どのような機序で若年発症大腸がんリスクに影響するのかを解明するための今後の研究の必要性を示している」と述べている。なお、1人の著者がフラットアイアンヘルス社との、別の1人の著者がブリストル・マイヤーズ スクイブ社との利益相反(COI)に関する情報を明らかにしている。(HealthDay News 2026年6月25日) https://www.healthday.com/healthpro-news/cancer/specific-characteristics-linked-to-risk-of-early-onset-colorectal-cancer Abstract/Full Texthttp://doi.wiley.com/10.1002/cncr.70458 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock