初回純音オージオグラムの型は、特発性突発性感音難聴(ISSNHL)の完全回復を予測する独立した因子であるという研究結果が、6月17日付で「Otolaryngology-Head and Neck Surgery」に掲載された。西安交通大学第二附属医院(中国)のLi Guo氏らは、片側性ISSNHLの成人患者487人を対象に後ろ向きコホート研究を実施し、初回純音オージオグラムの型(上昇型、下降型、水平型、聾型)が完全回復を予測するかどうかを検討した。解析の結果、患者の16.4%が完全回復を達成した。完全回復が認められた患者の割合は、初回オージオグラムが上昇型の患者で50.0%、水平型で25.2%、下降型で9.8%、聾型で0%であった。下降型(オッズ比0.25)および聾型(同0.05)は、転帰不良と独立して関連していた。その他の負の予測因子には、年齢が高いことと、初回純音聴力検査における平均聴力レベルが高いことが含まれた。予測モデルの受信者動作特性曲線下面積(AUC)は0.78であった。著者らは、「これらの知見は、臨床におけるリスク層別化にオージオグラムの型を組み込むことの重要性を示すとともに、解釈可能なノモグラムを用いたモデルなど、予後予測モデルの構築に向けた基盤となる」と述べている。(HealthDay News 2026年7月13日) https://www.healthday.com/healthpro-news/ear-nose-and-throat/audiogram-pattern-predicts-recovery-in-sudden-hearing-loss Abstract/Full Texthttps://aao-hnsfjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ohn.70314 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock