慢性腎臓病(CKD)に伴う貧血管理に関する最新の推奨事項が、9月15日付で「Annals of Internal Medicine」に掲載された。米ストーニーブルック大学医学部のS. Susan Hedayati氏らは、CKDに伴う貧血管理に関する診療ガイドラインを更新するため、システマティックレビューを実施し、エビデンスの確実性を評価した。本ガイドラインでは、グレード付けされた8件の推奨事項に焦点を当てている。主なポイントとして、トランスフェリン飽和度とフェリチンの閾値に基づいて鉄剤投与を判断すること、血液透析を受けている患者では経口鉄剤より静注鉄剤を優先すること、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)または低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素阻害薬(HIF-PHI)を使用する前に是正可能な貧血の原因に対処すること、HIF-PHIではなくESAを第一選択治療とすることが挙げられている。また、ESA開始時のヘモグロビン(Hb)値の閾値は、患者の特性、症状、価値観に基づいて個別化し、ESA維持療法中のHbの上限目標は11.5 g/dL未満とすることが示されている。さらに、確固たるエビデンスが限られている領域や、システマティックレビューを実施できなかった領域について、専門家のコンセンサスに基づく49件のプラクティスポイントもガイドラインに含まれている。著者らは、「CKD患者の貧血管理については、依然として解決すべき重要な知識のギャップが残されている。これらのギャップに対処するには、多様な環境および対象集団において、大規模かつ適切にデザインされたランダム化比較試験や実臨床試験を実施する必要がある」と述べている。(HealthDay News 2026年9月15日) https://www.healthday.com/healthpro-news/kidney-health/recommendations-updated-for-management-of-anemia-in-ckd Abstract/Full Texthttps://www.acpjournals.org/doi/10.7326/ANNALS-26-02326 Copyright © 2026 HealthDay. All rights reserved.Photo Credit: Adobe Stock